AI時代の情報配信は、リスクをとる人しか生き残れない
- kabetee(カベティー)
- 2月6日
- 読了時間: 3分
今やあらゆる情報がネット上にあふれ、生成AIのコンテンツ作成能力は日進月歩で進化しています。この記事を書いているのは2025年2月ですが、おそらく来年には本記事の内容はかなり陳腐化してしまうかもしれません。それほどのスピードで、AIを取り巻く状況は変化し続けています。
生成AIを使えば、一般的な情報やコンテンツは迅速かつ的確に作成できます。現在(2025年2月時点)では、複雑なプロンプトを工夫することでより正確な内容や視点を引き出せるようになっていますが、近い将来にはそうしたプロンプトすら不要になる可能性があります。
AIの自然言語処理能力がさらに進化し、人間が少ない手間で多様なアウトプットを得られるようになるからです。
しかし、どれほど性能が向上しても、生成AIには「実体験」がありません。
過去のデータや学習結果に基づく高度な文章生成はできても、AI自体が“今”を経験し、“自分の言葉”で語ることはできないのです。
だからこそ、人間が培ったオリジナリティや体験談が価値を持ち続けるでしょう。いかにAIが優秀になろうとも、“自分が実際に見て・聞いて・行動したこと”を書ける人が強いのです。
一方で、生成AIは「補助ツール」としては非常に優秀です。
自分の経験や意見をまとめる際に、情報を検索したり文章を推敲したりといった使い方であれば、AIは大いに役立ちます。オリジナリティを失わずに、むしろ洗練された形で自分の思考や体験を発信できるわけです。
では、これからのライティングにおいて何が求められるのでしょうか。
私は、「自分がどう考えるか」「どんな意見を持つか」がますます重要になると考えています。
読書をし、人と会い、仕事をこなし、人生の中で得たものを自分の言葉で表現する—その本質的な力が、テクノロジーが高度化する時代においてこそ評価されるのです。
さらに言えば、特定のテーマについてしっかりとしたスタンスをとること自体が価値を生みます。
どの方面にも配慮しすぎた“リスクのない”発言は、まもなく誰の心にも響かなくなるでしょう。自らの意見を明確に打ち出すことは、発言のリスクを取ることでもあります。しかし、そのリスクを負うからこそ、自分の言葉に重みが宿り、周囲の共感や批判を含めて大きな反応を得られるのです。
コンテンツがあふれる今だからこそ、ありきたりな情報や安全策ばかりの主張では埋もれてしまいます。
AIの急速な発展を上手に取り込みながらも、自分の経験や見解を大切にし、発言のリスクも引き受けていく。
そんな姿勢こそが、これからのライティングの世界で生き残っていくための鍵になるのではないでしょうか。